第15回看護人間工学部会総会・研究発表会プログラム
2007年9月22日(土)札幌市立大学看護学部 講義室1
(デモンストレーション:講義室4)
10:00~10:30 参加受付
10:30~10:35 開会の辞 看護人間工学部会会長 阿曽 洋子
10:35~11:41 一般演題第一部
座長 西田直子(京都府立医科大学)
1.介助による車いすの発進・停止操作における速度変化と乗り心地との関係
○能登裕子(九州大学大学院芸術工学府人間工学講座)、
斎藤誠二、村木里志(九州大学大学院芸術工学研究院人間工学講座)
2.気管挿管チューブの固定力の検討 -顔面へのテープ固定別の比較-
○鈴木玲子(埼玉県立大学)、大久保緑(埼玉県立小児医療センター)
3.診察に同席する陪席者の笑顔とうなずきによる患者への影響
○高野枝里、中村泰、松本吉央、石黒浩(大阪大学大学院工学研究科)、
木村正(大阪大学医学系研究科)
4.点滴スタンドの使用感に関する調査・第1報-患者と看護師へのインタビュー調査結果-
○多賀昌江、照井レナ、神島滋子、三谷篤史、酒井正幸(札幌市立大学)
5.点滴スタンドのユーザビリティ評価(第2報)-患者へのSD法を用いた質問紙調査結果-
○照井レナ、神島滋子、多賀昌江、三谷篤史、酒井正幸(札幌市立大学)
6.初産婦の「姿勢コントロール行動」に対する自己効力感を醸成する刺激因子
-醸成因子と出産の達成感に焦点を当てて-
○鈴木享子(首都大学東京,北里大学大学院)、高橋真理(北里大学)、
与那嶺辰美(国立国際医療センター)、箕浦茂樹(国立国際医療センター)
11:45~12:15 デモンストレーション(講義室4)
「医用高機能椅子座面の研究」 野呂影勇
(エルゴシーティング株式会社CEO,CTO 兼代表取締役)
12:15~13:55 昼食 (12:45~13:55:演習室1において総会が行われます)
14:00~15:30 特別講演
「ユニバーサルデザイン-看護とデザインの接点-」
札幌市立大学デザイン学部教授 酒井正幸先生
15:40~17:00 一般演題第二部
座長 佐伯由香(筑波大学)
1.看護人間工学部会会員数の伸び悩みと人間工学の知名度について
○小川鑛一(元東京電機大学)、國澤尚子、鈴木玲子(埼玉県立大学)、
大久保祐子(自治医科大学)、小長谷百絵(東京女子医科大学)
2.電動ベッドの背上げ機能が下腿のむくみに及ぼす影響
○黒田孝路(九州大学大学院芸術工学府)、佐々木晃洋(九州芸術工科大学芸術工学部)、
齋藤誠二、村木里志(九州大学大学院芸術工学研究院)
3.病室環境における「快適性」実現のための調査研究(1) -足部撮影により得た看護師の立ち位置の検討-
○大野夏代(札幌市立大学看護学部)、細谷多聞(札幌市立大学デザイン学部)、
樋之津淳子、佐藤公美子、渡邉由加利(札幌市立大学看護学部)
4.「笑い」の心臓に対する負荷のかたちについて
○熊谷麻子、田中有紀子、向井朗子、小林由美子、吉田ちあき、
小野 保、平野三千代(岩手看護短期大学)
5.洗髪ケアにおける看護師の腰部負担の現状~洗髪ケア中の姿勢と姿勢に対する意識に注目して~
○中村茜、圓見千代、峰孝子(大阪大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科病棟)
6.病院の窓からみた緑景観と心理的反応の関連
○渡邉由加利(札幌市立大学看護学部)、矢部和夫、吉田惠介(札幌市立大学デザイン学部)、
佐藤公美子、大野夏代、樋之津淳子(札幌市立大学看護学部)
7.作業姿勢から見た患者移動動作の看護者への腰部負担の違い
○田丸朋子、阪井千裕、本田容子、西村千年、阿曽洋子(大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻)
17:00 閉会の辞
平成19年度 看護人間工学部会 第15回総会報告
日 時:平成19年9月22日(土) 12:45~13:55
場 所:札幌市立大学看護学部 演習室1
出席者:部会長:阿曽洋子
役員:佐伯(由)、西田、樋之津、小川、徳重、高橋、田中、平野
会員:鈴木、野呂、他(敬称略す)
樋之津大会会長が司会と議長になり、議事が行われた。
I.部会長挨拶
阿曽洋子部会長が、総会の参加者12名、会員が130名となり、部会長に
なって5年が経過したことを報告され、任期を次に託したいことを話された。
II.議題
議案1.平成18年度の事業報告
総務(西田)から以下のとおり平成18年度の事業報告が行われた。
平成18年 9月 第14回総会および講演・研究発表会(栃木) 参加者約50名
平成18年12月 看護人間工学研究誌第7巻 発刊
平成19年 3月 第15回システム大会参加 (発表8名、参加者約15名)
看護人間工学部会のホームページ随時更新
議案2.平成18年度会計報告
会計(徳重)より、平成18年度会計報告が行われた。
会計監査(水戸)より、決算報告について監査報告がされ、承認された。
議案3.平成19年度の事業報告
総務(西田)より、以下のとおり平成19年度事業案が報告され、承認された。
平成19年 9月 第15回総会および講演・研究発表会(北海道)(会長:樋之津淳子)
平成19年12月 看護人間工学研究誌第8巻 発刊予定
平成20年 3月 第16回システム大会参加 平成20年3月15,16,17日
看護人間工学部会のホームページ随時更新
議案4.平成19年度予算案
会計(徳重)より、平成19年度予算案が報告された。
予算の決算が、前年度繰越金が預金センターの預金分がありで数年間でず
れがあるので、今回整理して、前年度繰越金を記載する、雑収入をいれ利息
など記入できるようにする。後日、役員のメールで送信し、承認を得た。
議案5.規約の変更(第1条、第4条)
規約の変更により、役員の定数、役員の役割名称の追加、役員の任期について承認された。
第1条 本部会を看護人間工学部会の事務局が大阪大学から京都府立医科大学に変更された。
第4条 本部会の役員の総務6名から総務4名、渉外2名、編集委員6名、HP委員2名、会計監査役2名をとなり、任期は2年間となった。
議案6.名誉会員の推薦
看護人間工学部会に長年にわたりご尽力頂いた早稲田大学をこのたびご退官
された野呂影勇先生を名誉会員として承認された。
議案7.役員の改選(任期:平成19年9月21日~平成21年9月第17回総会まで)
条例の改正の承認後、次期の役員として下記のように承認された。
<看護人間工学部会役員>(任期:平成19年9月21日~平成21年9月第17回総会まで)
部会長:西田直子
名誉部会長:大河原千鶴子
総務 :田中美智子、佐伯由香、樋之津淳子、中島佳緒里
渉外 :高橋真理、鈴木享子
会計 :藤田淳子、國澤尚子
会計監査 :水戸優子、伊丹君和
幹事 :村上生美、平野三千代
HP委員:箕浦哲嗣
編集委員:佐伯由香(委員長)、阿曽洋子、小川鑛一、高橋真理、樋之津淳子
議案8.人間工学学会における「看護人間工学部会」の継続について
阿曽部会長から日本人間工学会の役員から看護人間工学部会の活動の経緯と
研究誌発行について、問い合わせがあり、今後の方向について本部学会と連絡
調整していく必要性を説明された。西田渉外委員から本部役員の先生と連絡し
た結果、問題点は(1)看護人間工学部会会員はすべて日本人間工学会の会員で
あること、(2)看護人間工学部会研究誌の発行をするだけでなく本部会誌の方
にも発表して頂きたいこと、(3)研究会などの活動経緯の報告をすることなど
であった。今後の看護人間工学部会の活動については、平成20年3月31日が5年
間の期限となるため、申請書を提出していく必要がある。
議案9.研究誌の投稿者の資格について
研究誌の投稿者は全員が会員でなくてもよいが、筆頭者は会員であることが決められた。
議案10.HPへの研究誌に掲載されている論文タイトルと著者の掲載について
研究誌の投稿者にHPへの研究誌に掲載されている論文タイトルと著者を掲載
することの承諾書をとって掲載していく。
議案11.会員の休会の扱いについて
会員の休会の扱いは特にしない。
III.その他
1.平成20年度看護人間工学部会第16回総会の時期と場所について
会長 岩手看護短期大学 平野三千代
場所と時期(8月末)については後日連絡をいただき、HPに掲載する。
2.その他
特になし